パッケージ型消火設備とは、消火薬剤、加圧用ガス容器、ホース、ノズルが一つの格納箱に収納された消火設備です。火災時には人の操作でホースを延ばし消火薬剤を放射して消火を行います。
一部の防火対象物では、屋内消火栓の代わりに設置することが認められています。
パッケージ型消火設備では配管や水源が不要のため設置が簡単、工事費削減になります。
放射性能や火薬薬剤の種類によって、Ⅰ型とⅡ型の二種類があります。
Ⅰ型を設置できる防火対象物
耐火建造物 地階を除く階数が6以下でかつ述べ面積が3000m²以下
耐火建造物以外 地階を除く階数が3以下でかつ述べ面積が2000m²以下
Ⅰ型を設置できる防火対象物
耐火建造物 地階を除く階数が4以下でかつ述べ面積が1500m²以下
火建造物以外 地階を除く階数が2以下でかつ述べ面積が1000m²以下
水平距離
Ⅰ型は20m以下
Ⅱ型は15m以下
防護面積
Ⅰ型は850m²以下
Ⅱ型は500m²以下
パッケージ消火設備のボンベなどの名称を聞いてくる問題が出ました。
パッケージ消火設備実地対策しておきましょう。